さようならEG6 [峠]
フロントスポイラーを取り付けたあの日
クラッチのエア抜きも入念にしたのでクラッチの不具合も確かめに
某所へと向いました、その日は1人でした
某所に着くと3台ほど車が居ました、私はすぐさま車を走らせました
1本目は軽く走りました、そして1本目の走行でクラッチの調子が良いので
続けて2本目です、2本目はいつもの走りで攻めます
するとクラッチは問題なく繋がりました、私は一安心して駐車場に車を止め
休憩をしていました、これでバトルの準備はOKです
土曜日なので誰かが来たらバトルしようと待っていました
しかし、、、道中は雨だったので途中で引き返した車が多かったのか
結局誰も来ませんでした・・・・・
来ていた3台の車も撤収、、私1台となりました
私はタイム計測するのにロガーを積んでいたので
みんなが居なくなったので直ぐにタイムを計る事に致しました
ロガーをセットしていざスタートです。
この頃はタイヤもデフも使いこなせているのでコーナースピードも速く
走る事が出来ます
なのでタイムに期待してました
各コーナーも良い状態でクリアーしていました
残るは得意な高速複合コーナーのみです
そして私はふとタイムを見たのでした
するとタイムは?
明らかに考えられないタイムだったので
「ん?どうしてだ?」と考え込んでしまったのでした
タイムを見つめる事2秒、その後考える事2秒
それが運命の分かれ道だったのです
確実に曲がれるコーナーも絶対的なラインで走るから曲がれます
タイム計測の時は安全マージンを削りタイムを計ります
なので安全マージンはありませんでした、タイトコーナーであれば
スピードも限られているのでコントロール可能ですが
ハイスピードコーナーでは命取りとなります
私が「あ!」と気がついてハンドルを切った時にはラインオーバーでした
それでもハンドルを切りましたが時すでにおそしでした
リアをガードレールにぶつけ車は大破致しました
車はその日の夜に運び出しました
そして翌日EG6の遺品パーツをばらしに行ってきました
パーツはオークションに出品予定です
命があるだけでありがたいクラッシュでした
2014年7月19日 EG6永眠
私のよそ見、考え事のせいでEG6は廃車となってしましました
とてもとても後悔の念が私を苦しめています
これからのメインとなるはずの車でした
やる気満々のEG6は運転しててもとても楽しい車でした
エンジンマウントも強化マウントだったのでエンジンをかけると
ダイレクトにハンドルに振動が伝わってくるのです
そして運転席に響き渡るエンジンONは最高うるさかったですが最高でした
やる気を出してくれる車でした
FDは正直速いので乗っていた当初から今一バトルモードに入りきれなかった
のですが、EG6は違いました。
遅いので少しでもミスすると離されるのです、しかしノーミスで走る事が出来れば
ほとんどの車に勝つ事が出来るのです
1600cc最強の車でした
EG6に乗ればバトルモード全開で行けましたがFDに乗るとバトルモードのスイッチが
入らないのです。
わずか1ヶ月と3日と言う短い間でしたが
これまで未練が残った車はありませんでした
可能なら今一度乗りたい
この想いを再び現実化出来るように仕事を頑張りたいと思います
又いつかEG6を運転する日が来るまで
EG6の血をFD3Sに
EG6のフルバケを迷わずFDに取り付けしました
これでEG6の想い出を残す事が出来ます
HONDAの熱い血をFDに受け止めてもらい、これからはFDと共に
頑張りたいと思います
ここにFD6が完成です
EG6の想いをFDが受け止め、EG6の分までFDが頑張ります
後は私が精神的に立ち直れるまで時間がかかりそうです
FDは慣らし走行:現在500キロを突破致しました
フィルターが来たらオイル交換して慣らし2段階目に突入です
今度は500キロ~1000キロまで 3500回転まで回します
今はなきEG6の分まで・・・・・
乗っていた時間よりも直していた時間の方が多かった、そんな車でした
いままでありがとう1ヶ月の内半分は直してましたね
自分の不注意でミスしてしまってごめんよ
またいつか会おう
EG6
その時までさようなら
考え込むタイムってことは遅かったんやな
所詮機械やしタイムが落ち込んでくのはしゃーない
by お名前(必須) (2018-02-20 17:48)